映画・映像
家族の肖像  ホームドラマとメロドラマ
家族の肖像

日本映画史叢書7

岩本憲児[編]
四六判/368頁
本体3400円(+税)
ISBN978-4-916087-74-4
C1374
2007-05

映画・映像[日本映画史]


明治・大正期の「家庭小説」の流行からはじまる起源、そして時代のモラルや心情を写しながら変遷し、やがてテレビドラマの世界へと移っていった、日本的ホームドラマとメロドラマの系譜と特質をさぐる。

【目次】
1 日本映画にみる家族のかたち=岩本憲児

[T家族像とジャンルの形成]
家庭小説から家庭映画へ=小林貞弘
菊池寛の通俗小説と恋愛映画の変容=志村三代子
大映「母もの」のジャンル生成とスタジオ・システム=板倉史明

[U小津安二郎と成瀬巳喜男]
小津安二郎と小市民映画=貴田庄
『東京物語』と戦争の影=井上理恵
成瀬映画の家族たち=スザンネ・シェアマン

[V家族と国家]
『愛の一家』の映画化=ハラルド・ザーロモン
父、国家、そして家族=鄭秀婉(チョン・スワン)
戦後日本の国家と家族=廣瀬純

[W日本的メロドラマ]
戦後日本のメロドラマ=ミツヨ・ワダ‐マルシアーノ
二つの『暖流』とメロドラマ的欲望=伊津野知多

[X映画からテレビへ]
〈一家団欒〉してますか=小林竜雄


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【編者紹介】
岩本憲児(いわもと けんじ)
早稲田大学名誉教授/映画史・映画論
『幻燈の世紀』(森話社、2002年)、『光と影の世紀』(森話社、2006年)