日本映画史叢書4
岩本憲児［編］
四六判／296頁
本体2900円（＋税）
ISBN4-916087-56-9
C1374
2005-05
映画・映像［日本映画史］
日本映画における一大ジャンルの誕生と、その後の盛衰の歴史をたどる。
あの頃、スクリーン上を躍動した剣豪や英雄、怪盗、侠客、忍者たちはいずこへ……。
【目次】
時代劇伝説＝岩本憲児
［1 源流から本流へ］歌舞伎から映画へ＝児玉竜一
時代劇の誕生と尾上松之助＝田島良一
「旧劇」から「時代劇」へ＝板倉史明
マキノ映画時代劇――反射しあうメディア＝冨田美香
東映時代劇論＝田島良一
［2 その豊かな水脈］
「任侠もの」の水脈＝神山彰
ヴァンプ女優論――鈴木澄子とは誰だったのか＝志村三代子
忍者映画の変容――松之助からNINJAへ＝横山泰子
大川橋蔵という「正統」＝神山彰
サムライ・イメージの変遷――『宮本武蔵』から『たそがれ清兵衛』まで＝岩本憲児
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