映画・映像
幻燈の世紀  映画前夜の視覚文化史
幻燈の世紀

岩本憲児[著]
A5判/272頁
+カラー口絵8頁
本体3600円(+税)
ISBN4-916087-25-9
C1074
2002-02

映画・映像
日本図書館協会選定図書


近代の「視覚の世紀」において、幻燈の果たした役割は何だったのだろうか。
幻燈をはじめ、写 し絵、ファンタスマゴリア、カメラ・オブスクーラなど、さまざまな視覚・光学装置が彩 った〈光と影〉の歴史を日本と西洋にさぐる。

【目次】
プロローグ 幻燈・骸骨・映画
西洋編(幻燈の誕生―十七世紀‐十八世紀
魔術と幻燈―十八世紀‐十九世紀
見世物からメディアへ―十九世紀‐二十世紀)
日本編(光と影の遊びとからくり―江戸時代
写し絵盛衰―幕末から明治へ
幻燈の時代―明治時代
視覚装置とスペクタクル―明治時代
幻燈と映画をめぐる言説―明治から大正へ)
エピローグ 光と影の想像力

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